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現状を回復

現状回復の価格について

賃貸住宅を借りる時に敷金を払いますが、この敷金は借主が部屋を出ていくときに現状回復の代金として使います。例えば、借主が夫婦げんかの際に部屋の壁に大きな穴を開けてしまい、そのままの状態で部屋を退去したとしたらその穴ぼこを修理するためには現状回復としてお金がかかります。それを敷金から支払おうというわけです。価格はどんな状態の現状回復かにもよりますが、先ほどの例で壁にこぶし大の穴を開けてしまったとすれば、通常は3万円から5万円程度で修理が可能になります。これは穴をふさぐことと、壁紙を張り替える料金です。 修理代が5万円だとすれば敷金から5万円を引いた残りが借主の通帳に振り込まれるということになります。

価格の傾向を知っておこう

賃貸住宅を退去する場合、通常、壁紙が時間の経過とともに汚れてきたなどの経年劣化については借主には現状回復の負担はありません。あるいは床の塗装が少し剥げてきた場合など、通常の使用により劣化した部分に関しては貸主(オーナー)が支払うべきなのです。ただ、壁に小さい穴を開けた場合は微妙なところです。一般的にはカレンダーやアイドルのポスターを飾っておく場合などにできた画鋲の穴であれば現状回復義務はないと言われています。一方ネジで開けた穴や釘で開けた穴に関しては現状回復義務が必要と言われています。 最近は敷金を取らない賃貸契約が増えていますが、これは現状回復の義務を縮小していこうという流れがあるわけではなく、単に借主を容易に見つけ出すために敷居を低くしているだけですので、現状回復の負担が減ってきているわけではないのです。